ゆとり論
@gyfujikolp 最近痛切に感じるのだけれども、受験にしろ就活にしろ、システムに対して否定的であることはすなわち死を意味する、と。上手くいくやつは大抵既存の枠組みに対して肯定的であるどころかそれ自体を疑いもしない。つまり上から言われたことを淡々とこなすことのできる者を社会は求めているのではないかと
「このキュウリは苦い」ならば捨てるがいい。 「道にイバラがある」ならば避けるがいい。 それで充分だ。「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと付け加えるな。 そんなことを言ったら自然を究めている者に笑われるぞ。 byマルクス・アウレリウス
ゆとり教育(ゆとりきょういく)とは、日本において、知識重視型の教育方針を詰め込み教育であるとして学習時間と内容を減らし、経験重視型の教育方針をもって、ゆとりある学校をめざした教育のことである。(wikipediaより)
「考える力」「ものごとを総合的に見る力」すなわち人間として「生きていく力」を養うことを目的とした教育方針であったとされています。これはただ詰め込むだけの教育でなく、思考型の人間を育てるということが目的だったようです。
しかし、そういった大義名分とは裏腹にゆとり世代に対して向けられる目は厳しいものです。
昭和女子は驚愕です…ゆとり世代ちゃんのびっくりな特徴 – Pouch[ポーチ] - http://youpouch.com/2011/11/07/41718/
昭和女子とか言っちゃうようなちょっとアレな人は当のゆとり世代としても引いちゃうんですけど、まぁこういった見られ方が一般的なのではないでしょうか。
そして話は最初に戻るんですが、ゆとり世代と社会との接触において摩擦が生じるのは必然だと思うんですね。だってそういう環境で育ってきたんだもん。
ゆとり世代がいろんなところで悲鳴を上げ始めています。
老害にいじめられてます。社会にいじめられてます。
ゆとり世代が社会の中核にくる時代、案外今と変わってなかったら寂しいですね。