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ダウニーJKの香り

会社員の会社員による誰のためにもならないくそ日記

ゆうほう

あゝ、ゆうほうがとんでゐる

UFOキャッチャーと呼ばれるものがある、正確にはUFOキャッチャーはセガの販売するクレームゲーム機を指すらしいけど、他社製のものも含めたクレーンゲームの呼称として用いられている。

クレーンゲームとは景品の獲得を目的にプレイするアーケードゲームプライズゲームエレメカ)の一種である。ゲームセンター、スーパーマーケット、レストラン、映画館など様々な場所に設置されている。

とまぁ当然そういうものだということは理解してはいたけど、自分の中でどうもUFOキャッチャーをするタイミングというか状況がいまいち納得できないところがあって人はどういったときにUFOキャッチャーをするのだろうかということについてぼーっと考えていた。

そう言う自分もUFOキャッチャーをしたことはないのかと聞かれればやったことはあるのだけれど、どうも自分の中で納得できないまま小銭を入れてボタンを押していた歯痒い思い出しかない。

しかしゲームセンターの一角を占拠しているあのUFOキャッチャーの群を見るとそれなりの需要があるであろうことは予測できる。

今までにUFOキャッチャーをした状況を思い出してみると、まず数人の友達と一緒にいるという状況がある。
ダラダラとゲームセンター内をみて回る。どれも大して欲しいものが入っているわけではないが、
「こんなの取れるわけない」と誰かが言って「下にゴムシート引いてある」とか「尻尾が他の人形で挟んである」とかいろいろと分析が始まる。
その場では皆 UFOキャッチャーに慣れている自分 を演出しているのではないだろうか、というか多分自分はそれをしてしまっている。
UFOキャッチャーに慣れていることは多分かっこいい。

次に「俺、これやってみるわ」と誰かが言い出す。当然すぐに取れることは少ない。200円、300円とどんどんと小銭を入れていく。
500円でやっと手にしたぬいぐるみは本当に500円で欲しかったものなのか、多分欲しくない。

「これなら500円で6回プレイしときゃ良かったわ」と聞こえてくる。
内心やらなくても良かったんじゃないかと思う自分がいる。
そのうちお前もやってみろよみたいな流れがきて渋々やってる自分がいる。

どうやら自分は根っからの貧乏症らしく、なにも得られないかもしれないものに金をつぎ込むギャンブルということができない人間らしい。
宝くじも買ったことがなければ、パチンコもしたことがない。
小さい頃からお楽しみ会のビンゴゲームやくじ引きでも見事に運を逃し続けた結果がそうさせているのだろう。

もちろん中の商品が欲しくてやってる人もいると思う、それが本来のこのゲームのあり方なのだろう。

しかし、しょうもないものにも金を惜しまずに注ぎ込める少しワイルドなギャンブラー気質の自分をアピールできる場としてもUFOキャッチャーは機能しているのではないだろうか。
それがパチンコや公営ギャンブルになり大人の世界での謎のどや顔を広めて行く。

損得ばかりを考えて小金をセコセコと溜め込んでいる余裕のない女々しいクズ野郎には世間の女子は寄りつかないのだろう。

とりあえず今はこの小銭で一緒にごはんを食べてくれる美少女をうまく釣り上げるUFOキャッチャーを探している。